こんにちは、Rinです。
今回はブレイドロンドの拡張第三弾である「フロストヴェール」について紹介していきます。
ブレイドロンドはプレイヤーが「剣」を具現化できる「ソーディア」となり、「剣」を用いて戦う2人用の対戦カードゲームです。
基本セットと拡張セット4つが登場している人気ボードゲームとなります。
世界観やルール・その他拡張セットについては下記記事で紹介しているため、ぜひ読んでください。
【ブレイドロンド】拡張第一弾「ナイトシアター」の魅力を紹介!!
【ブレイドロンド】拡張第二弾「グリムガーデン」の魅力を紹介!!
フロストヴェールで追加された新要素
まずはフロストヴェールで追加された新要素について紹介していきます。
ナイトシアターでは「昼と夜」「ドール」「錬成」、グリムガーデンでは「金貨」と続き、フロストヴェールでは「凍結」が追加されました。
さっそく「凍結」について見ていきましょう。
凍結
フロストヴェールではテキスト部に「凍結」と書かれたカードが追加されました。
そのカードを使用する場合、テキストに関係なく「凍結」の効果を処理しなければなりません。
「凍結」を持つカードは使用したターン終了時にセットエリアに置かれます。
この時、「凍結」以外の効果は処理されません。
「凍結」したカードは次のターン以降に自分のターンであればそのカードの効果を好きな時にコストなしに発動することができます。
そしてカードの効果を使用した場合、ターン終了時にセットエリアからリミテッドカードであれば捨て札へ、リミテッドカードでなければ手札へ戻ります。
「凍結」は一時的にカードをセットエリアへおけるため、手札0枚で魔法攻撃が2倍になる「フレアビスカス」やセットエリアと捨て札置き場にある魔法の枚数で攻撃力があがる「パイロガーランド」と組み合わせるのも面白いでしょう。
また、予め「凍結」させておいたカードをゲーム後半に一気に効果を発動させるのもよいと思います。
カード紹介
続いてフロストヴェールで追加された20種類のカードを種類ごとに紹介していきます。
今回の拡張セットでも厄介な効果を持つカードが多く、戦略性が広くなると思います。
物理
追加された物理は5種類です。
まず紹介するのはフロストヴェールのパッケージに使用されている「銀嶺槍」です。
「銀嶺槍」は攻撃時に相手にダメージを与えると追加効果で「凍結」することができます。
「凍結」したカードは次のターンでコストなしで使用できるため、実質2回攻撃をすることができるのです。
次に「圧壊剣」です。
名前の通りえげつない効果を持っています。
物理攻撃時に相手は自分の手府を2枚捨てることができます。
もし捨て札にしたならばこのカードの攻撃によるダメージは2倍に、捨て札にしなければダメージが4倍になる凶悪な効果を持っています。
相手にライフを取るか手札を取るかの選択を迫る強力なカードとなります。
魔法
追加された魔法は5種類です。
フロストヴェールでは特に魔法が強力です。
最初におすすめしたいのは「ヴォルテクスビオラ」です。
このカードは追加効果を持つ魔法です。
追加効果はターン終了時まで、魔法攻撃のダメージが+1される効果です。
魔法なのでほぼ確実に追加効果を発動することができます。
低コストの魔法を複数枚入れていれば、効率よく相手にダメージを与えることができます。
続いて「スパイラルセージ」です。
「スパイラルセージ」はリミテッドカードですが、コスト3で魔法3のダメージを与えることができます。
また、そのターンに魔法攻撃を行っていればコストー1で使用することができます。
「ヴォルテクスビオラ」と組み合わせるとコスト2で4ダメージを与えることができるのです。
最後に「テンペストアイリス」です。
コスト7、魔法攻撃8の強力カードです。
このカードの強いところはそのターンに一度でも魔法攻撃を行っていれば、レスポンスされないことです。
ブレイドロンドにおける基本戦略としてボルテージ8, 9の終盤では一撃必殺のカードを警戒して、布石をセットすることが多いです。
強いカードもレスポンスされ効果を無効化されれば意味を成しません。
しかし、「テンペストアイリス」はレスポンスされない効果を持つため、真の一撃必殺が可能なのです。
補助
追加された補助は6種類です。
最初に「凍りつくハウル」です。
フロストヴェールの切り札とも言えるカードです。
ブレイドロンドで唯一のコスト0のカードとなります。
効果はライフを2回復する効果に加え、錬成で9コスト支払えば攻撃力15の2回攻撃をすることが可能となります。
コスト0では回復として使うことができ、コスト9では一撃必殺として使うことができるため超強力なカードです。
次に「調停するカンパネラ」です。
「調停するカンパネラ」は「凍結」することができ、次のターン以降で好きなタイミングで使用することができます。
効果は自分か相手のライフを8にすることができる効果です。
つまり、自分のライフが少ない場合は自分のライフを8にし、相手のライフが多い場合は相手のライフを8にすることができます。
「テンペストアイリス」など相手のライフを確実に8以上減らせるカードを編成し一気に畳みかける戦略もいいでしょう。。
補助の最後は「刻み記すラメント」です。
このカードは配下で行動もレスポンスされません。
そして、カードの効果は非常に強く、ターンの開始時に自分のライフが相手のライフよりも多いなら勝利することができます。
レスポンスもされず相手よりライフが少なくても負けではないためデメリットがほぼなく超強力なカードとなります。
「調停するカンパネラ」を「凍結」しておけば、お互いのライフが8でない限り確実に勝利することができます。
布石
追加された布石は4種類です。
まずは「束縛のフェーン」です。
このカードは物理・魔法を対象に発動でき、その攻撃を無効化し凍結させることができます。
「凍結」のため次の相手ターンには発動されてしまう延命でしかないですが、ブレイドロンドにおける1ターンは大きいため、逆転の可能性も十分にあり得ます。
続いて「清冽のムーンストーン」です。
物理・魔法にレスポンスし、ターン終了時まで受けるダメージをー2することができます。
ほとんどの布石は1枚のカードのみを対象としますが「清冽のムーンストーン」はそのターンであれば複数攻撃に対して効果を持続させることができるため非常に汎用性の高いカードです。
まとめ
フロストヴェールでは新要素として「凍結」が追加されました。
「凍結」は他の拡張で追加された新要素と比べても、かなり強く複数の拡張セット混ぜて遊んだ場合でも十分に使える効果です。
また、新しく追加されたカードとして「ヴォルテクスビオラ」や「スパイラルセージ」、「テンペストアイリス」といった魔法が特に強いです。
みなさんも「ブレイドロンド」シリーズをコンプリートして色々な拡張を混ぜてプレイしてみてください。