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こんにちは、Rinです。
今回は話題沸騰の大人気ボードゲーム「ガンナガン」について紹介したいと思います。
「ガンナガン」は2019年に発売されデザイン・ゲーム性が素晴らしく話題沸騰になりました。
2021年には拡張第一弾「OVERHEAT」が発売され、即日完売といった人気っぷりでした。
「ガンナガン」は2人対戦用のカードゲームになります。
プレイヤーは銃士となり二丁の機銃を使用して相手と戦います。
世界観
「ガンナガン」は<大崩落>という災害が起こり地上が汚染された世界を舞台としています。
そこでは、地上は災害により汚染され、住める場所は崩壊を免れたビル群のみです。
また、自身の肉体を機械化しなければ生き残れない世界です。
ビル群「ネット」は管理者が住む「クラウズ」、一般市民が住む「ブリッジ」、最下層「ネザー」の三層に分かれています。
そして、物語のキーとなるのが適応外の銃「ナガン」です。
「ナガン」は<大崩落>前の技術が使用されており、現存する銃の中で最強と謳われています。
「ガンナガン」は「ナガン」を巡り戦う物語なのです。
カード説明
カードは大きく4種類あります。
銃士(ガンナー)、機銃(ナガン)、技能(ユニークスキル)、機銃デッキです。
それぞれについて説明していきます。
銃士(ガンナー)
ガンナーは所謂プレイヤー自身です。
ガンナーには名前・速度・手札枚数・効果が書いてあり、ガンナーにより能力は様々です。
左側の「速」と書いてある数字が自身の速度を表しています。
速度が速いプレイヤーが先手をとることができます。
その下の「札」はゲーム開始時の手札枚数を表しています。
また、ガンナーには特有の能力があり、例えば「ヒバナ」というキャラクターの場合は1ターンに1度デッキの上か捨て札からカードを2枚までボルテージに置くことができます。
機銃(ナガン)
ナガンはガンナーが使用する武器になります。
ナガンには名前・重量・最大装填数・装填上限・HIT・効果が書かれています。
左側の重量の数字はナガンの重量を表していて、ガンナーの速度が同じだった時にナガンの重量が軽いプレイヤーが先手を取れます。
重量の下の白線の数は最大装填数であり、ナガンに装填できる最大数を表しています。
その下の装填は1ターンにに装填できる弾数を表しています。
右側にある弾丸のアイコンと数字は相手へ与えるダメージを表していて、弾丸アイコンの数の装填されたカードをボルテージに置くことで射撃を行い相手に数字分のHIT(ダメージ)を与えることができます。
さらに、ナガンにはそれぞれに特有の効果があります。
技能(ユニークスキル)
続いてユニークスキルはそのガンナー専用のスキルカードです。
ユニークスキルは必要枚数のボルテージを捨て札に置き発動することができます。
また、「ヒバナ」の「朧走り」はテキストには「BURST」という文字が書かれており、「BURST」の効果はライフ15以下の際に発動することができます。
機銃デッキ
ガンナガンでは「ナガン」ごとに専用のデッキがあり、プレイヤーはそのデッキを使用してゲームを進めていきます。
機銃デッキには名前・COST・種類・効果が書いてあります。
COSTはそのカードを発動する条件でCOSTの枚数のカードを手札から捨て札に送ることで効果を発動することができます。
また、機銃デッキには行動・対応・機能・銃弾があります。
行動
行動はその場で効果を処理するカードになります。
例えば、カードをデッキから引く効果や、デッキからカードをナガンに装填するといった効果です。
対応
対応はセットしている場合に相手の射撃やユニークスキルに対して発動できるカードです。
ダメージの軽減や回復といった効果があります。
機能
機能は発動すると場に残り続け、効果の恩恵を与え続けてくれるカードです。
銃弾
銃弾はナガンに装填し射撃をすることで効果を発動することができるカードです。
こうした4種類のカードは「ナガン」によりその構成枚数や効果が大きく異なります。
ガンナガンのルール
続いてガンナガンのルールを説明したいと思います。
ゲームの準備
1)ガンナー・ナガンの選択
まずはお互いにガンナー1種類とナガン2種類を選択します。
2)カードの配置
ガンナーを中心に置きその下にユニークスキルを1つ選んで裏向きでセットします。
ナガン2丁はガンナーの両隣りに置き、その隣はそれぞれのナガンの装填カードをセットする場所になります。
各ナガンの下に各機銃デッキを置きます。
また、右側上段にをボルテージ置き場、下段を捨て札置き場とします。
3)手札の準備
ガンナーの「札」に書かれた枚数を手札としたいずれかの機銃デッキから引きます。
この時、両方から引くことはできません。
ゲームの進め方
ガンナガンはターン制で自身のメインフェイズ・ダウンフェイズが終わり次第、相手のターンになります。
これを繰り返し、どちらかのライフが0になるか、2つの機銃デッキがなくなったらゲーム終了となります。
つまり、勝利条件は相手のライフを0にするか相手のデッキを0枚にすることとなります。
初期ライフは「30」です。
1)先手の決定
先手は「ガンナー」の速度により決まり、速度が速いプレイヤーが先手です。
速度が同じ場合は2丁のナガンの重量の合計が軽い方が先手となります。
2)メインフェイズ
メインフェイズでは手札のカードの使用・銃弾の装填・射撃・ユニークスキルの発動ができます。
手札のカードの使用は行動の発動・機能の発動・対応のセットを任意の枚数を可能な限り行うことができます。
装填はナガンの装填枚数分任意の枚数のカードを装填することができます。
この時、銃弾は表向きにその他は裏向きにセットします。
射撃は各ナガンにつき1ターンに1度することができます。
射撃時にはナガンに装填されているカードを全てボルテージ置き場に移し相手にHITを与えることができます。
ユニークスキルはボルテージのカードを捨て札置き場に移し、表向きにすることで発動できます。
ユニークスキルはゲーム中一度しか発動できませんが、カードの効果で裏向きに戻れば再度発動することができます。
3)ダウンフェイズ
ダウンフェイズではガンナーの「札」の枚数になるまで手札を補充し、ターン後に発動する効果を処理します。
これを勝敗が決するまでお互いに繰り返します。
ガンナガンの魅力
ガンナガンはイラストも素晴らしく、ゲームシステムや運と戦略のバランスも取れていて非常に面白いです。
ガンナーは基本セットに4人、拡張第一弾の「OVERHEAT」に2人の計6人います。
それぞれのキャラクターに背景があり、それに合った固有に能力を有しています。
また、ナガンの種類も多く基本セットに6丁、「OVERHEAT」に3丁の計9丁あり、こちらもそれぞれ固有の能力とコンセプトがあり、それにあった機銃デッキとなっています。
ゲームではガンナー6人から1人、ナガン9丁から2丁を選び戦うため、何を選択したかにより戦い方が変わってきます。
相手のガンナーとナガンの組み合わせを意識しながらどうしたら有利に戦えるか考え、その戦略がはまったときの達成感はとてもいいです。
まとめ
大人気ボードゲームである「ガンナガン」の世界観やカード・ルール説明・魅力を紹介をしました。
ガンナーやナガンにはそれぞれ固有の能力があり、組み合わせによって戦い方が大きく変わるところがこのゲームの一番の面白さだと思います。
また、かっこよさと可愛さを兼ね備えたガンナーとナガンのイラストもおすすめするポイントの一つです。
「ガンナガン」は人気なため今後新しい拡張が登場することを楽しみにしています。
みなさんもぜひ「ガンナガン」をプレイしてみてください。