目次
こんにちは、Rinです。
いびきについて気になったことはありませんか?
家族や友達、電車で隣に座っている人がいびきをかいているのを耳にして自分はいびきを欠いているか考えたことがあるかと思います。
今回はいびきを欠いてしまう原因とその対策を紹介します。
いびきの原因
現象には原因があります。
気になることは調べる癖をつけましょう。
さて、まずはいびきの原因を説明します。
いびきは上気道が何かの原因で狭くなることで生じます。
上気道とは鼻腔から咽頭、喉頭までの呼吸器、つまり空気の通り道を指します。
この上気道が狭くなると、空気が通りにくくなります。
そこへ無理やり空気を通すため、狭くなった部分の粘膜は振動し、これによりいびきとなるのです。
管楽器の音が鳴るのと同じような理由です。
上気道が狭くなってしまうのにはいくつか理由があげられます。
仰向けで寝る
いびきの原因として最も多いのはこれです。
寝ている間は起きている時と比べて筋肉が緩んでしまいます。
これは腕や足等目で見える部分だけでなく、口の中も同様です。
そのため、仰向けで寝ると舌が空気の通り道である気道を塞ぐように落ち込みます。
これによって上気道が狭くなってしまい、粘膜が振動することでいびきになるのです。
飲酒
飲酒は筋肉を緩ませる効果があります。
これにより、舌や咽頭の筋肉が緩んでしまうことで上気道を狭めてしまいいびきとなります。
肥満
いびきの原因は筋肉の緩みだけではありません。
太っている人はいびきをかきやすいイメージがあるかと思います。
これは脂肪により痩せている状態と比べ上気道が狭くなってしまいいびきとなります。
顔の骨格
これは遺伝や病気によることがほとんどですが、鼻が曲ってしまっている、下顎が小さい、舌が大きい等の顔の骨格によっても上気道の広さは変わってくるため、いびきをかきやすい場合もあります。
遺伝的にいびきを欠きやすいこともありますが、ちゃんと対策もありますので安心してください。
口呼吸
口呼吸は鼻呼吸と比べ、舌が落ち込んだ時にかかる空気抵抗が大きいです。
舌を下に付け、口呼吸と鼻呼吸を比べてみてください。
口呼吸では呼吸がしづらいと思います。
いびきによる負の影響
いびきをしても問題がなければ、いびきを治す必要はありません。
しかし、実際にはいびきをかくことで問題が生じてきます。
一緒に寝る人の睡眠妨害
一人で寝ている分には、いびきの音は関係ありません。
しかし、既婚者でパートナーと寝ている、子供と寝ている、同居者と寝ている場合には、いびきにより、睡眠妨害を被っている人がいる可能性があります。
一緒に寝ている人の睡眠のことも考えましょう。
病気の兆候によるいびき
いびきをかくから病気になるのではなく、病気の兆候としていびきをかいている場合があります。
睡眠時無呼吸症候群ってご存知でしょうか?
睡眠時無呼吸症候群は睡眠時に10秒以上呼吸が止まってしまう病気です。
これは上気道が狭くなるのではなく、塞がってしまうために起こります。
睡眠時無呼吸症候群になってしまうと夜中に何度も目が覚めたり、ノンレム睡眠に入れず浅い睡眠が続く等の睡眠障害に陥ってしまいます。
それにより、睡眠不足になったり、疲れがとれなかったりし、最悪の場合では、うつ病、高血圧、不整脈を発症してしまうこともあります。
いびきの対策
続いていびきの対策についていくつか紹介します。
いびきを欠きやすい人は実践してみてください。
寝る体位を変える
仰向けだと舌が落ち込んでしまい上気道が狭くなってしまいます。
そのため、横向きやうつ伏せで寝ることで改善することが可能です。
生活習慣の改善
肥満や病気の兆候としていびきをかいている可能性があります。
そのため、睡眠時間や食生活など規則正しい生活をすることで、根本から変えていきましょう。
鼻呼吸にする
鼻呼吸は口呼吸に比べ、舌が落ち込んだ時に呼吸がしやすいです。
鼻呼吸にするためには、普段から意識的に鼻呼吸を心掛ける必要があります。
また、鼻呼吸テープという、口に貼ることで、鼻呼吸へ誘導する商品も販売されているため、購入してみるのもよいでしょう。
手術による治療
いびきが酷いや睡眠時無呼吸症候群が深刻な場合は病院に行き、治療を受けましょう。
治療には睡眠時に空気を送り続け気道を確保するCPAP療法や、気道を塞いでいる部位を切除し空気を通りやすくさせる外科手術があります。
まとめ
いびきは家族との関係の悪化や自身の健康を損なう兆候と言えます。
いびきの原因は寝ている態勢や疲れ、病気に遺伝といった様々な原因でかいてしまいます。
自分のことだけでなく相手のことも考えて、いびきをかいていることに気付いたら、その原因を調査し改善していきましょう。