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【爆益を狙え】今後確実に伸びる半導体ETF「SOXL」を徹底解説!

こんにちは、Rinです。

今回は話題の半導体ETF「SOXL」について解説していきます。

SOXLはフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)の3倍のパフォーマンスを目指すブル型のETFになっています

 

 

半導体の基礎

半導体はスマートフォンやパソコン、タブレット、サーバー、ゲーム機、製造装置などありとあらゆる電子機器の搭載されており、それらを動かすための要となる部品です。

DRAMやNANDOなどのメモリICやアナログ信号を制御するアナログIC、コンピュータの心臓部であるCPU(ロジックIC)など様々な種類があり、みなさんも一度は耳にしたことがあると思います。

 

そんな人々が生活する上で欠かせない半導体ですが、作るためには非常に手間がかかり超高度な技術力が必要とされます。

半導体は多くの工程を経て製造され実装されます。

 

基本は「設計」⇒「前工程」⇒「後工程」に分かれます。

 

「設計」では半導体を構成しているトランジスタやそれを繋ぐ配線を設計します。

また、設計したパターンをシリコンウエハ上につくるための原版(フォトマスク)を作成します。

フォトマスクは下書きのようなものだと思っていれば大丈夫です。

 

「前工程」ではシリコンウエハ上にトランジスタや配線を高集積で形成していきます。

この工程では絶縁層であるシリコン酸化膜、配線となる種々の金属をスパッタやめっきにより成膜します。

次にフォトマスクを使用しパターンを転写します。

フォトマスクは光を照射したところのみ変化(溶けやすい/溶けにくい)する性質があります。

この性質を利用しエッチングを行うことで、パターンを形成していきます。

 

「後工程」ではダイシングによりウエハを切り分け、パッケージングをします。

最後に検査をし不良品を取り除き半導体が完成します。

 

文字で書くと簡単ですが実際は非常に複雑で400工程以上を1か月以上かけて製造されます

また、ナノメートル(メートルの1000000000分の1)スケールを扱うため非常に高い技術力を要します

そのため、半導体の製造には製造装置がキーとなります。

 

一言で半導体の企業といっても半導体の設計する企業、半導体を製造する企業、製造装置をつくる企業、半導体を販売する企業と多種多様な企業が関わっています。

 

 

SOXLの構成銘柄

SOXLの構成銘柄はそんな半導体関連の企業の中でも特定の条件を満たした上位30銘柄により構成されています。

条件としては調整後時価総額1億ドル以上や上場日から3か月以上経過していることなど様々です。

 

構成銘柄は以下の30社になります。

参考:Nasdaq SOX

 

一度は耳にしたことがある「AMD」・「インテル」・「NVIDIA」半導体メーカーや、半導体の製造のみを請け負う最大手ファウンドリの「TSMC」、米国市場で時価総額トップクラスの製造装置メーカーである「ラムリサーチ」、「ASML」など超大手の名立たる企業で構成されています。

どの企業も利益率が高く、成長し続けている企業です。

 

その中でも上位10銘柄はこちらとなります。

 

いずれも将来性が高い企業ですが、私個人としては製造メーカーが最も伸びると考えています。

成膜に欠かせないCVD・PVD装置や平滑にするためのCMP装置でシェアが高い「AMAT」

エッチング装置でシェアが高い「LRCX」

EUV露光装置を手掛ける「ASML」

 

ムーアの法則に従いトランジスタ数は増加し集積化が進んでいます。

現在もシングルナノメートルオーダーへの微細化、3次元化(モアムーア)や種々の半導体チップの回路の集積化(モアザンムーア)により更に性能を向上させる検討が行われており、半導体は日々進化しています。

世間でも5GやIoT、AIが騒がれていますが、6Gなど次世代の検討も既に始まっています。

これを実現可能にするためにはもちろん全ての技術の進歩が不可欠ですが、特に製造装置の進化がとても重要です

そのため「AMAT」「LRCX」「ASML」の3社は特に注目したい銘柄になります。

 

 

SOXLの株価と今後

SOXLの2012年からの現在までの株価がこちらです。

引用: KABUTAN SOXLの株価

 

2012年の株価は0.4程度なので現在はおよそ100倍になっています

ここ1年でみてもおよそ3倍に成長しています

 

いかにして半導体の需要が高いかがこのチャートから見て取れます。

今までも多少の上下はありますが、結果としては右肩あがりになっています。

 

技術が発展するためには半導体の進化が必要不可欠であるのは歴史から見ても明らかです。

今後も6G・AI・IoT・宇宙産業・医療など更なる発展が待望されています。

だからこそ半導体銘柄には投資する価値があり、半導体ETFであるSOXLの株価が伸びることは必然だと考えています

 

みなさんも、半導体個別株や半導体ETFへの投資を考えてみてください。

今回の記事がみなさんにとって有意であったなら幸いです。

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