こんにちは、Rinです!!
生きていく上で、アイデアを求められることは非常に多いです。
小さい頃は学校の授業や委員会、部活に習い事。
大学では研究やゼミ、社会人になればこれまで以上にアイデアを求められます。
そして、アイデアを出せなければ評価は上がらず周りと差がつくことになります。
そこで、アイデアが浮かばず困ったときにどうすればよいか、、アイデアの生み方を紹介します。
まずはアイデアの認識を改めよう
アイデアと聞いて難しいものを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。
何か革新的なものでなければならないと思い込んでる人も多いと思います。
まずはその認識を改めましょう。
革新的なアイデア、0から1を生み出す人は一部の天才か強運の持ち主です。
科学分野ではイノベーションという言葉があります。
この言葉を耳にしたことがある人は多いでしょう。
では、イノベーションを和訳するとどうなるかご存知でしょうか?
おそらく、技術革新と答える人が大半だと思います。
不正解です。
正しい答えは「新結合」です。
新結合とは物事と物事を結び付け、新しい切り口から価値を創造することを意味します。
アイデアも同じです。0から1を、全く新しいアイデアを生み出すことは至難の業ですが、既にある物事と物事を結び付け、新しい価値を創造することは、そこまで難しいことではありません。
このように、アイデアとは「新結合」であることを認識としてみてください。
アイデアのつくり方
次にアイデアの作り方についてお教えします。
アイデアの作り方についての本は多くありますが、やはりジェームス・ウェブ・ヤング氏が掲げている方法が最も効果的であると思います。
ジェームス・ウェブ・ヤング氏はアメリカの実業家で彼の書籍である「アイデアのつくり方」は数十年間売れ続けている大ベストセラーになっています。
早速ですが、
アイデアは5つの段階を経て生まれます。
これらを怠ることなく行なえば、誰でもアイデアを作り出すことが可能です。
では、その5つの段階とは何か一つ一つ見ていきましょう。
1. 資料収集
アイデアは既存の要素の組み合わせですので、既存の要素のを知る必要があります。
資料は大きく2つに大別されます。
・特殊資料:これは自身がアイデアを出したい対象の製品や、顧客のニーズに関する情報です。
・一般資料:これは特殊資料以外の様々な分野の情報です。
アイデアはどこから生まれてくるのか分からないため、まず特殊資料を集め、需要と課題を理解する。
その課題を解決するヒントが他分野にある可能性は十分にあるので一般資料を収集することも大切なのです。
この資料収集には「カード索引法」が有効です。
用意するものは小さい紙と箱のみです。
集めた情報(どんな些細な情報でもよい)を紙に書き、関連ごとに整理して箱に入れてください。
次の段階がやりやすくなると思います。
2. 資料の咀嚼
2つ目の段階は資料の咀嚼です。収集した個々の資料に触れてください。
その後、カード索引法で使用したカードを利用し、2つ以上の資料を並べ、そこに関係性はあるか探し出してください。
その時、浮かんだアイデアはどんな些細なことでも「メモ」しておきましょう。ヒントになることがあります。
この関係性を探る行為をこれでもかというほどやっていくと、そのうち八方塞がりな絶望状態に立ち至ります。
この状態に至ったら第3段階に移行しましょう。
3. 問題の放棄
この段階に入ったら、資料については完全に心の外、無意識下に置きます。他のことを考え、気分転換をします。
一度、考えていることから離れることが重要なのです。
切羽詰まった状態より、深呼吸して冷静になった方がパフォーマンスがあがるのと同じです。
4. アイデアの訪れ
それは不意に訪れます。
よくアイデアは音楽を聞いている時、お風呂に入っている時、バスに乗っている時に閃くという話をよく耳にします。
他にもアイザック・ニュートンはりんごが木から落ちるのを見て万有引力の法則を発見したという話もあります。
このように、資料を収集し、十分に資料について考えた人の元にはアイデアが訪れるのです。
5. アイデアの具現化
第4段階でアイデアを閃いたら、必ずそれをアウトプットしましょう。
どんな些細なアイデアでも自分の内のみで完結させてしまえば無意味となってしまいます。
そのため、現実の有用性と合致させる必要ですがあるのです。
アイデアをしっかりと具現化し、外に展開することで、アイデアはより意味を増します。
これら5つの段階を経てアイデアは生まれます。
逆を言えばこれら5つの段階を怠ることなく続ければ誰でもアイデアを生み出すことが可能ということです。
まとめ
まず、アイデアとは0から1のような大それたことではなく、「新結合」であることを認識しましょう。
その上で、資料収集、資料の咀嚼、問題の放棄、アイデアの訪れ、アイデアの具現化という5つの段階を経ることでより良いアイデアが生まれるのです。
そして、やはりアイデアは一朝一夕で生まれるものでなく、これまで培ったものが活きてこそ生まれるのです。
いずれにせよ行動なくして何かを為すことはできません。
まずは行動を起こしていきましょう。